大都会しんと静まる暑い夜;

2005年 05月 29日


4年ぶりでした。その間に一度も電話はかけず逢いにも行かなかった。

部屋の片隅にある段ボール箱には手紙がいっぱい詰まっています。
貧乏学生なので夜汽車にさえ乗ることもできず逢いたい気持ちを胸に日々手紙を綴った。

まさか手が届く所にその人がいるなんて…。

光陰を形にした手紙を見ながら電話の向こうにいるその人に私は話しかけたのでした。
こんなときに出てくる言葉はひとつしかない。

会いたい。絞るように私は伝えました。