次の表はインターネット上の、コテ先で半田を溶かしていると思われる情報です。確かに半田は溶け易いのですが、
@母材の温度が不充分なのでなじみが悪く、
A糸半田中のフラックスが急速に蒸発するので、充分なクリーニング効果が得られず、加えて
B半田の酸化を招いてイモ半田、等の半田付け不良になるので
信頼性の高い半田付けが得られるとは決して思えません。
あるWebで「プロの技」と題して公開している半田付けの資料からいくつか課題を挙げて見ました。
これがプロのレベルなら企業は半田付け教育に苦労しなくて済みます
画像資料
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問題点
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・強引に半田を付けるため、ランドを温めることなく、いきなり糸ハンダをコテで溶かしている
・コテの影で半田量がコントロールできない
・対象物に対してコテ先が太すぎ、コントロールがしずらい。
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・母材温度が低いため、半田が流れていない。
・ランド全体に流れていないので予備半田の意味を成していない。
・予備半田としては半田量の絶対量が不足している |
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上記のまま部品を装着した為、部品側のコム(放熱板)が半田と接触する事ができず、放熱が悪くなっている。
(後加熱では部品裏へ半田は流れない) |
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・再び、糸半田を直接、コテで溶かしている
・半田ゴテの影になって半田量がコントロールできていない。 |
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・高温で半田付けした為、半田にツヤがなく、くすんでいる。
(半田が酸化している)
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・温度管理ができていない為、半田にシワが発生している。
(急激に半田温度が低下した) |
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表2 手半田付けの課題
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