ときめきを胸に夜汽車は北へゆく  

2005年 04月 24日


ヒッチハイクをしながらやっと小樽駅まで辿り着いた。陽光はすっかり暮れていた。

さて彼女をもっと知りたいと思案に暮れた私は、葉書を一枚買って出そうと決めた。

「北海道中央バス余別終点の売店でバイトをしていた女の子様へ」と宛名に書きポストに投函した。

行くあてのないさすらいの旅。金もないしこの日の宿のあてもない。そのまま夜汽車に乗って最果ての街、稚内まで揺られることにした。

2週間あまりの旅が始まる。

(続)