夕焼けや想いが胸に突きあがり  

2005年 04月 24日


手紙の投函は意外とあっさりと忘れて私の旅は続いた。

釧路の大地を走るディーゼルカーの中で相席になった女子高生に「○◇△大学ですか?プロポーズ大作戦に出して!別海町の小林商店です、1軒だけだから」と言われたこともあった。ヒッチハイクの旅はスリルに満ちた必死の旅だった。

しかしある日急に私を寂寥感が襲った。「あの漁村にもう一度」という想いがありながら、私は夜汽車で大地を離れる。

もう逢えないだろうな…(続)