四日市市営霞ヶ浦第一野球場
三重県四日市市大字羽津甲5169(霞ヶ浦緑地公園内)
近鉄「霞ヶ浦」駅から徒歩30分
高校野球・プロ野球開催時は近鉄四日市駅発JR四日市駅経由の臨時バスあり
2011年7月18日 高校野球三重県大会 松阪vs海星
台風6号の影響で松阪は朝から雨でしたが,三重テレビをつけると四日市球場では予定通りに第一試合が始まっていました. 雨はほとんど降っていないようです.それを確認してから家を出発.約1時間40分で球場に到着しました.
四日市球場(正式名称:四日市市営霞ヶ浦第一野球場)はセンター116m,両翼91.5m,内野が土で外野が芝生のいわゆる地方球場ですが, プロ野球の2軍戦が時々行われるなど,三重県にとっては貴重な球場の1つです. まわりを工業地帯に囲まれ,煙突からもくもくと煙が出ていますが,煙の正体は水蒸気らしいです.
さて,夏の高校野球は今年で第93回となりました. 私の高三の時が第77回大会だったので,自分がいかに年をとったかが思い知らされます. 今年の選抜の選考時には,母校がなんと全国で9校の21世紀枠候補に選ばれ,もう一歩で甲子園というところまで行きました. そんな彼らの最後の夏を見に行こうということで,今日は四日市球場までやって来ました. 初戦の相手はなんと名門海星高校.私が高二の夏には準決勝で対戦し,甲子園への道を閉ざされた相手です.
先発は松阪・竹内と海星・内橋,どちらも左投げの2年生です.両投手とも初回は三者凡退で切り抜け,上々の立ち上がりでした. その後,最初にチャンスを迎えたのは松阪.2回一死から四球で出た走者を一塁において,6番平田が粘りに粘って10球目をレフト前へ安打! 一死二,三塁とチャンスを広げました! が,続くバッターが凡退し,得点ならず・・・.唯一のチャンスをものにすることができませんでした.
松阪の先発竹内は力投を見せていましたが,4回に安打4本と死球で2失点.この2点が最後まで重くのしかかることとなりました. そして迎えた9回裏,松阪は3番からの好打順でしたが,2者連続三振に打ち取られ,続くバッターはキャプテン浦川. 本日3回目となる四球を選んで出塁しましたが,続くバッターがフライを打ち上げ,試合は終わりました.
母校の甲子園出場という夢は今年も叶いませんでしたが,久居農林を甲子園に導いた松葉監督(松阪高出身)がいつか叶えてくれると信じています. 10年前には叶うはずもないと思っていたロッテの日本一という夢が,もう2回も叶っているんですから(笑).