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こちょこちょ 10号

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2011年3月11日
東北地方に
津波がおしよせた
 
また 津波がくるかもしれない
だから 高台に家を建てたい
でも 平野にある高台は
海岸から 何キロメートルも離れてる
そんなところに
漁師は住むだろうか
 
それなら防波堤を つくろう
でも 100年に一度
くるかどうかもわからない
そんな 津波のために
ながい ながい 海岸線に
高さ20メートルの
防波堤をつくるのか?
万里の長城じゃあるまいし
完成までに 何年かかる?
 
平野だから高台がない
あたりまえだ
それでも 高台に家を建てたい
じゃあ 簡単なことだ
高台をつくろう
海辺に高さ20メートルの
高台をつくる
ながい防波堤を
つくるための
材料があるのなら
それで高台をつくれる
 
高台の上には
家を建てる
病院を建てる
スーパーマーケットを建てる
つまり
高台の上に 町をつくる
空中都市
もう 津波がきても大丈夫
夢物語?
そうさ
夢だから 実現できる
夢だから それに向かっていける
 
東北スカイビレッジ
空中都市をつくる
このプロジェクトは 動きだしてる
発案したのは建築家の
迫慶一郎(さこけいいちろう)
 
彼は7歳のとき 父を亡くした
そのとき
この世には
どうにもならないことがある
ということを 知った
 
それだから
どうにもならないこと 以外は
不可能じゃない
けっして あきらめない
希望がない と彼は言わない
希望は つくるものだ と彼は言う
できないことは ない
やろうとするか しないか だ
 
 
  

9号 立ちはだかる壁  ◆ ◇ ◆  11号 あいさつ
 
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