君たちの 心をくすぐりたくて
校長とかけて こちょこちょ
3年間かけて この最終号で26号
伊勢まなび高校で
君たちに 出会えて
本当に ヨカッタ
ありがとう
時代は 大きく変化している
この変化の中で
少しずつしか 変化しない自分に
いらだちを 感じる
時代に 取り残されている
あらゆるモノが あふれている
モノが欲しいと思ったら 大変だ
だって 決して満足しないのだから
幸い モノに執着することはない
歳をとることは ステキなことだ
あらゆる経験が 今の自分をつくる
昔の自分は 未熟だったと思える
ということは
今の自分を 将来の自分から見れば
まだまだ未熟 ってことだ
傲慢では いけない
謙虚さが 必要だ
とりあえず
公務員を 辞めることにした
現状に 自分をあてはめようと
努力を 続けてきたけれど
現状と自分の ズレが
ますます 大きくなってきた
今までの 経験 知識 出会い
すべてが ある方向に動き出した
ひょっとしたら
解明できるかもしれない
納得できるかもしれない
命とは 何なのか が
ヒトには 37兆個の細胞が あるらしい
それらの細胞は 生きている
じゃあ
ヒトの命は いくつ?
ひとりの命は ひとつ
何が ひとつなのだろう
自分は自分である という意識か
意識が 命なのだろうか
そうだとして
意識に肉体は 必要なのか?
大賀(おおが)ハス
2千年以上も前の地層の中に
ハスの種が 埋まっていた
この種は 花を咲かせた
種は 2千年以上も
生きていたのか?
今 話せるのは ここまで
モヤモヤした イメージは あるけれど
言葉にできない
新しい言葉が 必要なのかもしれない