てっぺん!
先日(1月26日)、「平成20年度次世代育成支援講演会」で、「有限会社 てっぺん」代表取締役である大嶋啓介氏の話を聞きました。1974年桑名市生まれの35歳の男性です。居酒屋「てっぺん」は、桑名にも2店あります。桑名の店長が、DVDの中で言っていました。てっぺんが桑名にできて、桑名が元気になったと言われるようにする。大嶋氏は、人や町のことを考えて仕事をするような人材を育てているのです。
大嶋氏は、10年ほど前にうつ病にかかり、幸せになるには、どうするべきかと悩み、本を読んだり講演を聞いたりするうちに、あることが分かってきたそうです。
よくある話ですが、プラス思考というやつです。プラス思考でいると、幸せになれる。これは、どうしてそうなるのか。実は、人間の脳はものすごく高性能で、プラス思考になったときは、そのように考え、そのように行動できるように調整をするのです。マイナス思考をすると、自分で気づかないうちに高性能の脳が、ダメになるようにダメになるようにと調整してくれるのです。
今、自分が不幸であるなら、それは、今までに、不幸になるように思考し、不幸になるように行動してきた結果なのです。だから、将来、幸せになりたければ、今、将来に向け、幸せになる思考をしなければなりません。全ては、今、です。そのための方法が、今、プラス思考でいることなのです。
多くの書物に、このようなことが書いてあったりするのですが、マイナス思考をどうやってプラス思考にすれば良いのかという方法が、みつからなかったので、大嶋氏は、プラス思考のできる人が幸せになれるのであって、マイナス思考しかできない自分とは違うと思ったそうです。しかし、マイナス思考をプラス思考にする方法を説いてくれる人に出会ったようです。ブレイントレーニングを提唱している西田文郎氏です。彼は、北京オリンピックで活躍した日本のソフトボールチームや、甲子園で優勝した佐賀北高校のコーチでした。個人指導もするそうです。お医者さんが自分の子供を医学部に入れてくれ、と。どうも、その場合のコーチング料は400万円ほどだそうです。大嶋氏によると彼の「NO.1理論」は、お薦めとのことでした。また、アンソニー・ロビンズの「人生を変えた贈り物」もお薦めとのことでした。どちらも私はこれから読むつもりですので、内容については分かりません。
さて、プラス思考にする方法ですが、1言葉 2動作 3表情です。言葉については、「ありがとう」が脳をプラス思考モードにするそうです。絶対に言ってはいけない言葉が、「疲れた」だそうです。
「どうせ俺なんか・・・」と思っている人でも、自分の可能性に気づいたとき、人は変わります。誰でも超高性能な脳を持っているのです。可能性は、誰にでもあるのです。それなのにマイナス思考をすることによって、誤った脳の使い方をしてしまうのです。
潜在能力を引き出す方法で、一番効果があるのが、「感謝」だそうです。その次に「悔しさ」「夢」と続くそうです。
西田氏が佐賀北高校野球部を指導したとき、イメージさせたのは、優勝したシーンではなかったのです。優勝して、お世話になった人に感謝して、ありがとうを言っている自分をイメージさせたのです。
常に何事に対しても感謝すること。いつも笑顔でいること。これらの行動が間違っているとは、思えません。そういう当たり前の今があれば、幸せな未来が約束されています。
ありがとう。(^o^)