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アジのタタキ 4号

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今から準備をしろ!(男の子用)
 
 星の数ほど女はいるんだけど、一生の間に会うことのできる女は有限で、話をすることができる女はもっと少なくて、悩みをうち明けられる女は数えられるほどで、手をつなぐことのできる女は数人で、一生連れ添っていけるのは、ま、一人か二人だろう。

 で、その一人との出会い方は、それこそ無限にあるから、大昔から恋愛小説が書かれて、大昔から恋や愛の歌が歌われ続けてきたけれど、未だに尽きることがない。

 突然の出会いってのはあるものなんだ。
 
 女の気を引くために、いろいろ工夫をする男がいる。
 髪の毛を逆立ててみたり、パンツを見せたり、大声を出してみたり、悪ぶってみたり。

 それがもう少し大人になると、ブランド物を身につけたり、高級車に乗ってみたり、車の屋根にサーフボードをくくりつけてみたり、ピカピカのオフロード車に乗ってみたりするようになる。

 そんなものに引っかかるような女は大したことないと思っていても、自分の好みの女がそいつらにくっついていたりすると、妙に腹が立つので、自分もまねをしたらいいのかと勘違いを始める。

 ま、それなりの効果はあるだろうけど、それなりだ。
 
 女がお前を気にするのは、お前が着飾っているからでもなく、お前が勉強できるからでもなく(成績の悪いことを肯定してるのじゃない)、何気ない仕草だったり、ふとあふれるやさしさだったり、そのひたむきさだったりする。

 なかでも、女を見つめるというのは、とても有効な手段なんだけどね。
 
 彼女が欲しいなんて思うことがあるかもしれない。
 でも、あせることはない。
 あわてて、ろくでもないのを捕まえる必要はない。
 お前の魅力に、女たちがまだ気づいてないだけのことだ。
 いつか気づく時がくるから、心配しなくていい。

 だけど、その時が来ても、それまでに女と話したこともなかったら、先へ進めないから、それまでにある程度の練習が必要かも知れない。

 でも、それは恋愛をしなければいけないってことじゃない。
 クラスメイトと話ができれば十分だ。
 
 誰かを本当に好きになるんじゃなくて、誰かを好きになってる状態が欲しくなることもある。
 A子にふられたら、それまでの気持ちをそのままB子に向けてしまうようなことが。
 また、失恋することがあるかも知れない。

 いろいろな経験を経て、心底愛しいと思えるような女性が現れたなら、お前は彼女に何を要求する?

 やさしさ?
 知性?
 容貌?

 その時、彼女はお前に何を要求してるのだろう?
 その時、お前は彼女の要求をすべて満たすことができるのか?
 
 いつか、ステキな彼女を手に入れたいと思ってるのなら、ステキな彼女に見合う自分になっていなければならない。
 男を磨いていかなければならない。
 男が男であるというだけで偉かった時代は、もうとっくに過ぎ去ってしまったんだ。

 ステキな彼女を振り向かせるには、みせかけのやさしさでいいかも知れないけど、死ぬまで一緒にいようと思えば、それだけでは足りないだろう。

 必要なものは、
 数学のセンスだったり、
 漢詩の暗唱だったり、
 歴史の知識だったり、
 科学する心だったり、
 絵が描けることだったり、
 楽器を演奏できることだったり、
 オートバイに乗れることだったり、
 泳げることだったり、
 将棋を指すことだったり、
 ワルツが踊れることだったり、
 切手を収集していることだったり、
 宝石の鑑定ができることだったり、
 猫を飼っていることだったり、
 潜水艦の操縦ができることだったり、
 人の心が読めることだったり、
 空が飛べることだったり、
 ドラえもんを呼び出すことができることだったりする。

 その時、何が必要になるかは、その時にならないと分からないけど、その時にそれがなかったばっかりに、すべてがおじゃんになるかも知れないんだ。  

   今、この瞬間が未来へ続いている。
 
 今できること、今やらなければいけないことを、一所懸命やればいいんだよ。ウン!
 
 

3号 自分らしく生きろ!  ◆ ◇ ◆  5号 好奇心を持て!
 
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