確か ギタリストの養父貴(ようふたかし)が
本に書いていた
彼は
アメリカの バークリー音楽大学で
音楽の基本理論を学んだ
この曲は この法則どおりです
この曲は この理論どおりです
この世にある音楽は
すべて理論どおりに作曲されている
そう思っても不思議ではないくらい
音楽には基本理論がある
何回もの講義で
あらゆる基本理論を学んだ後に
後半の講義となった
この曲は 理論に合いません
この曲は 例外です
この曲も 例外です
この曲も 例外です
例外です 例外です 例外です
どういうこと???
バークリーの先生が言う
だから 音楽は自由です
自由に作曲しなさい
理論に合わない曲の方が多いなら
そもそも 理論が まちがってる?
そもそも 理論なんて ない?
そんな理論は学ばなくても いい?
そうじゃないんだ
たとえば
自転車でカーブを曲がる
それは 自分が思ったとおりに
曲がれているの?
道幅が50センチだったら 曲がれる?
道幅が20センチだったら 曲がれる?
20センチ幅の塀の上だったら?
思いのままに運転できるなら
塀の上でも走れるだろう
つまり 思いのままに運転できていない
自転車で 自由に走れていない
自転車で 自由に走りたいなら
もっともっと練習が必要
マスターしなくちゃならない基本がある
求める自由にもよるけれど
自由でいたいなら
おおくの基本が必要
より自由でいたいなら
もっとおおくの基本が必要
自由に考え 思いのままに行動する
そのためには
基本を身につけなければならない
あなたは自由に行動できるほどの
基本をマスターしている?
そうじゃないだろ?
だから 基本やルールを守ることから
はじめよう
自由になるために